玉ねぎが目にしみない方法|料理初心者でも試しやすい3つのコツ

料理

玉ねぎを切っていると、急に涙が出てくることがあります。

仕事から帰って夕食を作っているときや、ハンバーグ用のみじん切りをしているときに目がしみると、料理の手が止まってしまいますよね。

玉ねぎが目にしみにくくなる方法は、特別にむずかしいものではありません。

基本は、玉ねぎを調理前に冷やすこと、よく切れる包丁を使うこと、換気扇や扇風機で空気を流すことの3つです。

この記事では、料理初心者でも試しやすい玉ねぎの切り方や、板前として普段行っている工夫を、わかりやすく紹介します。

 

玉ねぎが目にしみにくくなる基本の方法は3つ

玉ねぎを切るときの基本的な工夫は、次の3つです。

1つ目は、玉ねぎを調理前に冷やしておくことです。

2つ目は、切れ味のよい包丁を使うことです。

3つ目は、換気扇や扇風機を使って空気を流すことです。

どれか1つだけでも試せますが、3つを組み合わせると、より作業しやすく感じる場合があります。

まずは、玉ねぎを冷やし、換気扇を回してから、切れる包丁で手早く切る方法を試してみましょう。

玉ねぎを切ると涙が出やすいのはなぜ?

玉ねぎを包丁で切ると、切り口から独特の成分が空気中に広がります。

その成分が顔の近くに届くと、目がしみたり、涙が出たりすることがあります。

そのため、玉ねぎを目にしみにくくするには、切るときに出る成分を広がりにくくすることと、自分の顔へ届きにくくすることがポイントです。

玉ねぎを冷やす方法は、切ったときの成分が広がるのを抑えやすくするための工夫です。

よく切れる包丁を使う方法は、玉ねぎを必要以上につぶさずに切るための工夫です。

換気扇や扇風機を使う方法は、空気中に広がった成分を自分の近くに残しにくくするための工夫です。

玉ねぎを調理前に冷やしておく

一番簡単に試しやすい方法は、玉ねぎを冷やしてから切ることです。

調理を始める少し前に、玉ねぎを冷たい場所へ移しておきます。

冷えた玉ねぎは、常温の玉ねぎと比べて、切ったときの刺激を感じにくい場合があります。

冷やした玉ねぎは、使う直前に取り出して、そのまま切ります。

むずかしい作業は必要ないため、料理初心者でも取り入れやすい方法です。

夕食の準備を始める前に玉ねぎを冷やしておき、その間にほかの材料を用意すると、料理の流れも作りやすくなります。

よく切れる包丁を使う

玉ねぎを切るときは、包丁の切れ味も大切です。

切れにくい包丁では、刃で切るというより、上から強く押しつぶすような動きになりやすくなります。

玉ねぎを強く押しつぶすと、切り口から水分が出やすくなり、目にしみると感じることがあります。

切れる包丁なら、強い力を入れなくても玉ねぎを切りやすくなります。

包丁は真下へ押しつけるのではなく、前へ押すか、手前へ引くように動かします

刃を前後に動かすことで、玉ねぎへ余計な力をかけずに切れます。

玉ねぎの表面を包丁が滑るように感じたり、強く力を入れないと切れなかったりする場合は、切れ味が落ちている可能性があります。

普段から使い慣れている包丁でも、切れ味によって作業のしやすさは変わります。

換気扇や扇風機で空気を流す

玉ねぎを切る前に、キッチンの換気扇を回しておく方法も試しやすい工夫です。

切り始めてから回すのではなく、作業前に回して空気の流れを作っておきます

小さな扇風機やサーキュレーターがある場合は、自分の顔から玉ねぎの方向へ風が流れるように置きます。

玉ねぎ側から自分の顔へ風を送ると、空気中に広がった成分も一緒に運ばれてくるため、風向きが大切です。

顔をまな板へ近づけすぎないこともポイントです。

玉ねぎをよく見ようとして前かがみになると、顔と切り口の距離が近くなります。

少し姿勢を起こし、手元が見える位置を保ちながら切ると、作業しやすくなります。

玉ねぎの切り方で違いはある?

玉ねぎには、繊維に沿って切る方法と、繊維を断つように切る方法があります。

玉ねぎを縦半分に切ると、根元から上に向かって細い線が見えます。

この線に沿うように切るのが、繊維に沿った切り方です。

繊維に沿って切ると、玉ねぎの形が残りやすく、炒め物やサラダなどに使いやすくなります。

線を横切るように切るのが、繊維を断つ切り方です。

繊維を断つと、火を通したときにやわらかくなりやすく、煮込み料理などに向いています。

目への刺激を少なく感じたい場合は、切る回数をできるだけ増やさず、料理に必要な大きさへ手早く切ることが大切です。

薄切りとみじん切りでは違いがある

薄切りは、一定の方向へ包丁を動かすため、比較的短い時間で切り終えられます。

みじん切りは、縦、横、細かく切るというように包丁を入れる回数が多くなります。

そのため、薄切りよりもみじん切りの方が、目にしみると感じやすい場合があります。

みじん切りをするときは、冷やした玉ねぎを使い、換気扇を回し、切れる包丁で手早く切る方法がおすすめです。

ハンバーグやミートソースなどでたくさん使う場合は、すべてを一度に切ろうとせず、料理に必要な分だけ順番に切ると作業しやすくなります。

道具を使って短時間で切る方法

薄切りを作る場合は、スライサーを使う方法もあります。

一定の厚さにそろえやすく、包丁で何度も切る時間を減らせます。

みじん切りには、手動チョッパーやフードプロセッサーを使う方法があります。

短い時間で細かくできますが、動かしすぎると玉ねぎが細かくなりすぎたり、水分が出やすくなったりします。

料理に合う大きさを見ながら、少しずつ動かすのがコツです。

道具を使うか、包丁で切るかは、玉ねぎの量や料理に合わせて選びましょう。

少量なら包丁、大量のみじん切りならチョッパーというように使い分けると便利です。

よく聞く方法について

玉ねぎを切るときに、パンや割り箸を口にくわえる方法を聞いたことがあるかもしれません。

昔から紹介されている方法ですが、感じ方には個人差があります。

息を止めて切る方法もありますが、みじん切りのように時間がかかる作業には向いていません。

包丁を水で濡らして切る方法も知られていますが、玉ねぎを冷やす、切れる包丁を使う、換気扇を回すという3つの方が、家庭では取り入れやすいでしょう。

いろいろな方法を一度に試すよりも、まずは基本の3つから始める方がわかりやすいです。

料理別におすすめの方法

炒め物用の薄切りなら、冷やした玉ねぎを切れる包丁で手早く切る方法が向いています。

ハンバーグ用のみじん切りなら、換気扇を回し、玉ねぎを冷やしてから切ると進めやすくなります。

カレーやシチューなどに使う場合は、料理に合う大きさへそろえて切り、そのまま調理へ進みます。

サラダに使う場合は、繊維に沿って薄く切ると、玉ねぎの形を残しやすくなります。

どの料理でも大切なのは、必要以上に細かく切りすぎないことです。

料理に合う形と大きさを決めてから切ると、包丁を動かす回数も減らせます。

板前が普段行っている手順

私が玉ねぎを切るときは、最初に包丁、まな板、切った玉ねぎを入れるボウルを用意します。

次に換気扇を回し、冷やしておいた玉ねぎを取り出します。

玉ねぎの上下を切り、皮をむいてから半分に切ります。

薄切りの場合は、玉ねぎの向きを決めて、同じ幅になるように切ります。

みじん切りの場合は、最初から細かくしようとせず、縦、横、仕上げの順で包丁を入れます。

道具と手順を先に決めておくと、途中で作業を止めることが少なくなります

特別な技術よりも、冷やす、切れる包丁を使う、空気を流すという基本をそろえることが大切です。

まとめ|冷やす・切れる包丁・換気が基本

玉ねぎが目にしみにくくなる基本の方法は、次の3つです。

玉ねぎを調理前に冷やすこと。

よく切れる包丁を使うこと。

換気扇や扇風機で空気を流すこと。

玉ねぎを切るときは、強く押しつぶさず、包丁を前後に動かして手早く切ります。

みじん切りのように切る回数が多い場合は、3つの方法を組み合わせると作業しやすくなります。

まずは、玉ねぎを冷やし、換気扇を回してから、切れる包丁で切ってみてください。

家庭にあるもので試しやすいため、料理初心者でも取り入れやすい方法です。

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